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第4波

第3派と異なり、広島市内から広がる感じではなく、三原・尾道・東広島など小規模の市町村でも散発的に出ていたコロナ感染が満遍なく県内に染み渡るように広がってきているような印象を受けています。

5月8日のデータですが、病床が半分程度埋まってきています。広島では他県よりも、無料PCRセンターが多く設けられており検査を受けることが比較的容易でした。先日、当院でPCR検査を受けた患者さんは無料PCRセンターに電話したが、いつ受けられるか分からないと言われたそうです。病床がこれ以上逼迫してしまうと死亡率が上がってしまいます。

今朝のワイドショーでも日本では欧米ほど感染者が多いわけでも、死んでいるわけでもないのにオリンピック中止とかおかしいと言っている、コメンテーター・芸能人がいました。

日本の死亡者数は人口当たりで確実に増えています。さらに大阪22.6人、兵庫15.9人となっています。欧米より成功しているのにと言いますが、大阪兵庫では欧米並みか欧米以上、地獄絵図と言われているインドよりも高いのです。これでも、日本の感染対策はうまくいき、一時言われていたファクターXが日本人にはあると考える人はいるでしょうか?感染者数が少ないオーストラリア・中国、ワクチン接種が進んでいるイギリスでは死亡者数が0もしくは激減しています。日本の政策を考えると、感染者数を0にするのは厳しいため1日でも早いワクチン接種を進めるようにしないといけません。

それまではソーシャルディスタンスと家族以外の会食などは極力控えるようにしましょう。

当院の院内PCR検査も11日に試薬が届きます。広島県の保健所から無症状者のPCR検査はしないようにと通達がありましたが、当院院内でのPCR検査は問題ありませんので、疑問などがあればメールフォームから連絡をください。

2021.05.09 |

ワクチン後の抗体検査

コロナワクチン後の抗体検査

ワクチン接種が進むにつれて、皆さんが疑問に考えることの一つが“抗体はできたのか?” だと思います。

先日、海外で先んじてコロナワクチンを接種した患者様から抗体検査を受けたいと連絡があり、自費になりますが検査をいたしました。私自身も非常に興味を持ち、結果を待ちました。結果は陽性となっており、コロナ抗体が産生されていることが確認できました。患者様にお伝えしたところ、

「自宅でできる検査キットでは陰性だった。同時期に接種した同僚は他の医療機関で検査したところ抗体検査が陰性だった。」

と言われました。

ワクチンと抗体検査の関係について調べてみました。

アメリカのCDCではコロナワクチン接種後の抗体検査での確認に関しては推奨しないとありました。理由は以下の通りです。

・コロナウイルスが体の中に入ると、様々な抗体が作られます。S蛋白に対応するS抗体、ヌクレオシドに対応するN抗体など、コロナウイルス抗体といっても様々です。検査キット、検査会社によりどの抗体を検査するかが異なります。例えば、アボットジャパンが測定するのはN抗体、シーメンスが測定するのはS抗体といった具合です。

では、ワクチンで産生される抗体は一般的にはS抗体となります。N抗体を調べる会社の検査を行っても陽性とはなりません。すべての抗体検査でワクチンの効果が測定できるわけではないのでCDCは推奨しない。

とのことでした。ファイザー社製ワクチンの2回目を3週間前に打ち終えた自分の検査もしてみました。その結果、抗体が付いていたことが確認できました。当院で行っている抗体検査はファイザー社製ワクチンに対応していることが想定されます。

疑問に思っている患者様も多いと思いますので、情報として掲載させていただきました。

2021.05.07 |

渡航用PCR検査

①渡航用PCR検査やってますか?

・当院は経済通産省に登録してある渡航用PCT検査施設になっています。  検査当日に陰性証明発行可能、唾液、鼻咽頭ぬぐい液に対応しています。   中国とハワイ州への渡航のための検査は現在申請中のため対応できません。

・検査費用18000円、陰性証明(英語、各国指定フォーム)5000円
合計23000円となっております。

検査希望があれば、コロナウイルス診療問い合わせフォームからご連絡ください。

参考)
海外渡航者新型コロナウイルス検査センター(TeCOT)

2021.04.26 |

メールで連絡をください。

久しぶりの更新となります。

コロナウイルスワクチン接種も広島県で開始され、世羅郡でも近いうちに始まります。

最近ではコロナウイルスの問い合わせ以外に、がん相談やアレルギー相談が増えてきました。ありがとうございます。1人でも多くの患者さんの力になれるように職員一同努力してまいります。

申し訳ないことに対応医師が不在の日に来院してくださる患者様もおられます。大変申し訳ございません。

がん診療、アレルギー診療、整形外科診療に関しては事前に問い合わせフォーム(コロナウイルス検査ページからお願いします。)からご連絡ください。連絡先の入力ミスがあり返信ができないことがあります。24時間以内に返信がない場合には再度ご確認をお願い致します。

2021.03.11 |

全自動PCR機の導入

先月末に島津製作所から購入した全自動PCR機が導入されました。

厚生労働省にも認可されているAutoampという試薬を使い、1回で最大4検体、70分~90分程度で結果が出ます。その後の掃除が大変ですが、、、

まだ機器に慣れていないこともあるため、1日1~2検体のみ解析しています。 迅速抗原検査もこれまで通り行います。抗原検査と組み合わせて検査のバリエーションを増やしていきます。

当院が診療所なのにPCR機を導入した理由を記載します。

①世羅町は高齢者が多く、2世帯、3世帯で暮らされている家族もおられます。若手は尾道、三原、東広島などに仕事で出ている人もおり家庭内感染を起こすリスクが少なからずあります。これまではPCRは外注に出すしかなく、24~48時間後にしか結果が出ませんでした。結果が出るまで、どう過ごしていたらいいのかという不安が常にありました。院内で検査を行うことにより当日内に結果報告ができ、1日でも早い隔離、入院調整を行うことができます。

②コロナ回復後は症状がなくなり10日経過したら隔離は解除となり、仕事復帰も可能です。陰性証明なども基本的には不要ですが、会社などから求められるという現実があります。多くの医療関係者が陰性証明書は不要ですと言っていますが、インフルエンザの治癒証明などを見ても、なくなることはないと思います。必要ありませんと言っても、どこかでやってもらわないと仕事復帰や通学ができないこともあるため、求められる間にはどこかがやらなければいけない仕事だと思います。

③旅行、特に海外旅行に行くときにはしばらくの間は、PCR検査陰性証明・枠新接種証明が義務付けられると考えています。渡航用のPCR検査陰性証明は厚生労働省や経済産業省への報告とアメリカなどからは指定された機器を用いた検査でなくては認められていません。当院が導入したAutoampは現状ではすべての国の検査に対応することができます。世羅郡、尾道、三原などの方が旅行に行く際に少しでも協力できればと考えています。

PCRは保険・自費、いずれにも対応しておりますが、現在は有症状者から優先して行っております。唾液・鼻咽頭ぬぐい液のどちらでも検査可能なため、唾液が出せない小児や高齢者にも対応します。自費での検査を希望の方はメールフォームから問い合わせをお願い致します。

2021.02.02 |