問い合わせ・相談
オンライン診療

お知らせ

  1. 瀬尾医院
  2. お知らせ
  3. お知らせ

お知らせ

小児へのコロナワクチン

小児へのコロナワクチン接種に関する情報がニュースなどで増えてきました。

先週に発表されたNEJMに安全性などの情報が載っていました。

https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2116298?query=featured_home

5歳~11歳の小児に対して1回目、21日後に2回目の接種をすることによる抗体価と安全性の検証をしています。

第1相試験の結果からファイザーワクチンの容量は10μgとなっています。2268人の小児が対象となっており、1517人がワクチン接種、751人がプラセボ(偽薬)でした。

結果
コロナウイルスに対する抗体価は16歳~25歳の2回接種と同等の値が得られました。2回接種後の発症はワクチン群で3人、プラセボ群で16人とワクチンによる効果は90.7%となりました。

保護者の皆様が心配しているのは安全性だと思います。今回の結果では10μgでは、発熱・リンパ節腫脹・注射部位の痛みなどがあましたがいずれも数日で軽快しており、懸念される心筋炎などは起こらなかったようです。きわめて安全なワクチンと言えると考えられます。

アメリカでは約60%の小児が1回目のワクチン接種は完了しているとされています。打たれていない大きな理由の1つが保護者が安全性などを不安視してもう少し様子を見たいからとのことです。

小児で特徴的なのは多系統炎症性症候群(MIS-C)と呼ばれる疾患を合併する可能性が稀ながらることです。1月3日の時点でアメリカでは6400人の小児が発症して55人が死亡したとCDCから発表されています。102人のMIS-Cの患者を調べたところ95%がワクチン未接種だったということです。ワクチンを接種していれば発症リスクを大きく減らせる可能性が示唆せれています。

Record-Breaking Coronavirus Infections Among Children Prompts Concerns of MIS-C | Health News | US News

小児へのワクチンは(私の)想定よりも安全性が高く、効果も十分認められています。オミクロンに対しての効果としてはMIS-Cが防げる可能性が高いですし、前向きに捉えられる情報が多いです。

2022.01.13 |

年末年始

今年もあと3日です。当院も本日の午前中で通常の診療体制終わりとなりました。明日以降は必要時には診療、PCR検査を行うようにします。

オミクロン株が各県で見つかっており、年末年始の移動などに関しても注意喚起がなされています。オミクロン株はかかっても軽症、小児の入院患者数が増えてきているなど多くの情報が出ています。

確実に言えることは、「かからないにこしたことはない!」ということです。かかった方が自然免疫が誘導されるから良いと言っている人もいますが、全くのデタラメですし、重症化率が下がっているとはいえゼロではなく、後遺症の恐れもある感染症にわざわざかかる必要性はありません。

帰省する際には、
①マスクの着用としっかりとした手洗い 
②無料のPCR検査ができるならば検査してから 
③混雑を避けて 
を心がけてください。

当院で対応できるのは軽症者のみとなります。
現在の軽症者への治療をまとめておきます。

軽症+重症化リスクなし→対症療法
解熱薬などが中心となります。解熱薬ですがロキソニンやイブプロフェンは合併症を引き起こすことも報告されているのでカロナールで対応してください。

軽症+重症化リスクあり→モノクローナル抗体薬(注射) or 経口薬
モノクローナル抗体には
①カシリビマブ/イムデビマブ(オミクロン株には推奨されない)
②ソトロビマブ(オミクロン株にも有効)
の2種類があります。現在ですと、コロナ入院管理を行っている病院での投与が原則となっています。当院ではできません。

経口薬はモルヌピラビルが先日に緊急承認されました。
広島県内だといくつかの薬局で処方することができます。薬局が年末年始開いていない可能性もありますが、、、

軽症患者がしてはいけないこと、
①ステロイド内服 ②自己輸入したりした薬の内服 ③症状があるのに外出する
です。

簡単な参考にしていただければ幸いです。

以下に年末年始の広島の対応医療機関のリンクを貼っておきます。ご参照ください。
新型コロナウイルス感染症に係る診療・検査医療機関の一覧 – 広島県感染症・疾病管理センター(ひろしまCDC) | 広島県 (hiroshima.lg.jp)

2021.12.29 |

3回目のコロナワクチン接種

すでに東京などの自治体では3回目のコロナワクチン接種(Booster接種)が進んでいます。オミクロンは海外の広がり方を見ると、デルタ株と急速に置き換わっています。日本でも一気にオミクロン株が広がる可能性が高いと思われます。

世羅町では1月末からの3回目接種が予定されています。当院ではファイザー社のワクチンを取り扱う予定です。3回目はワクチンの種類を変えたほうが良いという意見もありますが、こだわって接種機会を逃すといけないので、打てるところで打つようにしてください。

3回目接種がオミクロン株に対しても有効であることは明らかです。多くの方がツイッターやブログなどでも書いているので、ここではワクチン接種による副反応が強いのか?に答えます。

CDCやイスラエルからの報告を見る限りでは、2nd shotまでの反応とほぼ一緒とのことでした。例外としては腋窩リンパ節の腫脹が多かったとされています。それでも、数日内で解消されるものが多いです。私も2回目接種後は全身の関節痛・微熱・頭痛とこれまでのワクチン接種ではなかった副反応がありました。

今回は土曜日に打って、日曜日は休もうと思っています。

3回目接種をどうしようか悩んでいる人はご相談ください。

オミクロン株が弱毒化している説もありますが、まだ明確な答えは出ていません。弱毒化したものでも、感染者数が増えると中等症、重症者数も増えていきます。

イギリスで感染者数は増えていますが3回目接種も11月から増えてきているためか入院患者数は抑えられています(それでも多いけど)。

世羅町はこれまでも保健所などの介入のおかげで感染者が出ても封じ込めに成功しています。私たちができる対策は今と変わりません。

2021.12.24 |

AGA診療

ミノキシジルタブレットも再入荷しました。

今回はよくある質問をまとめてみました。

①女性にもできるの?
女性にはミノキシジル外用薬が効果があります。さらに男性ホルモン関連型の脱毛もあるため、フィナステリド併用が有効という報告もあります。

PMID 27225981

②ミノキシジルは日本皮膚科学会だと推奨されてないって聞きましたけど、、、
ミノキシジル内服に関しては日本皮膚科学会の推奨だと”推奨しない”にあたっています。ただし、有効性がなく、危険というわけではありません。英国のNHSや様々な文献でも効果があることが報告されており、外用薬で満足する効果が得られない場合には検討しても良いとされています。ただし、投与量は少ない量でよく、0.625mg~2.5mg、多くても5mg程度が推奨されています。

getresource.axd (srft.nhs.uk)
イギリスでは0.625mg/日を推奨。外用薬ほど強いエビデンスはないが使用されることがあることが記載されています。
J Am Acad Dermatol  2021 Mar;84(3):737-746.
 doi: 10.1016/j.jaad.2020.06.1009. Epub 2020 Jul 2.

多毛症、浮腫、低血圧などの副作用が出ることがあるため必ず医師の処方のもとで行ってください。投与量も0.525mg~2.5mg(多くても5.0mg)と低用量が推奨されます。自分が内服している投与量を確認してください。

③値段設定の根拠は?
当院のAGA診療の価格は、
・デュタステリド 30T 3000円 (国内大手製薬会社からの正規品)
・ミノキシジルタブレット(2.5mg) 30T 3500円 (アメリカPar Pharmaceutical社)
・5%ミノキシジルローション 3500円(国内大手製薬会社製造品)

となっています。
仕入れ価格に当院が適正と思った診察料、手数料を上乗せさせていただいています。郵送は錠剤のみであれば650円、ローションが含まれている場合には1000円いただいています。
税込み、診察料込でこれ以上の金額はいただいていません。
ミノキシジルタブレットは現在、在庫切れで年明けの入荷になると思われます。ご迷惑をおかけしておりますがご了承ください。

先発品希望、フィナステリドが希望という方も個別に対応することも可能ですのでお問い合わせフォームからご連絡ください。

2021.12.20 |

雲南市立病院

先日、院長が島根県雲南市立病院に講演会で呼ばれて同行してきました。

掛合診療所の見学から始まり、雲南市立病院へ移動して地域ケア科のカンファレンスに参加させていただきました。

雲南市立病院は世羅中央病院とほぼ同等の規模の病院でしたが、若い先生が多く活気に満ちていました。

「笠先生と太田先生が来てから、大きく変わった。病院の方針としても、若手の先生がしたいことは制限せずに病院がバックアップするようにしている。それから若い先生方、後期研修医の先生が自主的に集まるようになってくれた。」

案内してくれた勝部さんが教えてくれました。こんな事務方がいる病院には人が集まる。そう確信させてもらった見学でした。

雲南市立病院が力を入れていたのが、周産期医療と小児医療。地域から若い人の流出を防ぐためには地元で安心して出産、小児診療ができるのは必須です。それを見越して、以前から医師確保に動いていたようです。

世羅町にも同じことが言えるので、これは行政に言い続けていこうと思います。

左から太田先生、院長、私、笠先生

そのあとにはカンファレンスにも参加させていただき、大変に充実した1日になりました。世羅から1時間30分で行ける所にこんな熱い病院があったとは知りませんでした。

今後、日本の総合診療の中心となっていくと思います。

来年度からご縁があれば、雲南市立病院の後期研修医を当院で受け入れさせていただこうと思っています。

やる気のある先生方はぜひ雲南市立病院に見学に行ってみてください。

2021.12.11 |