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オンライン診療①低用量ピル

オンライン診療を導入するにあたり、厚生労働省の定める講習会を受けて試験に合格しなければいけませんでした。e-learningで済むものですが、緊急避妊用ピルの処方をオンラインでするための講義とテストがありました。
今後は、オンライン診療でもWomens Healthを展開していかなければいけない時代です。更年期などの診療は行っていましたが、今後はオンライン診療を軸に月経困難症、避妊などのための低用量ピルの処方も相談にのっていきます。

低用量ピルは欧米においては薬局で手に入れることができますが、日本では処方箋がないと購入できません。ある程度の副作用があることと、産婦人科医による診察が必須とされている背景があります。

子宮内膜症や月経困難症であれば保険適応されることがある低用量ピルですが、産婦人科医の診断、画像検査などが必須要件となっておりハードルが高くなります。オンライン診療で先駆けて低用量ピルなどを処方しているクリニックなどのホームページを見ると、対面診療でもオンライン診療の自費でも診察費用などは変わらないとされているので、当院でも低用量ピルの処方は自費診療として行う予定です。

低用量ピルの効果

避妊

産婦人科学会からのガイドライン

低用量ピルの避妊効果が高く、継続率も68%と非常に高くなっています。低用量ピル以外の方法は全て外科的な処置を必要とするものです。コロナ禍で中絶数や望まない妊娠が増えているとも聞きます。どの薬も1週間の内服で避妊効果が出るとされます。病院に行くのはハードルが高い、、、けど避妊はしっかりしたいという女性には是非ともオンライン診療での処方を検討ください。

月経困難症(生理痛や出血)の軽減
低用量ピルは排卵を抑制して避妊をします。そのため、生理痛なども軽減されます。

ニキビや肌荒れの軽減
ホルモン分泌の乱れがおさまり、男性ホルモン放出も抑制されるためニキビや肌荒れ、多毛の抑制にもつながります。

卵巣癌、子宮体癌のリスク減少
低用量ピルを内服していると、卵巣癌・子宮体癌のリスクが半減します。癌を抑える作用もあることは意外と知られていません。

副作用

低用量ピルの副作用はありますが、欧米では薬局で普通に手に入ることからも深刻な副作用がおこることは稀です。


・静脈血栓性塞栓症
低用量ピルを内服していると静脈血内に血栓と言われる血の塊ができやすくなります。喫煙、同じ姿勢をずっととる(座って1日中デスクワークをするなど)、肥満、脱水などでリスクが上がります。太ももの血管にできることが多いため、片足の異常のむくみや痛みが出てきたらすぐに医療機関を受診するようにしてください。

・他の副作用としては吐き気、不正性器出血などがあります。いずれも内服継続していると収まってきますので安心してください。

2021.06.20 |