雲南市立病院
先日、院長が島根県雲南市立病院に講演会で呼ばれて同行してきました。
掛合診療所の見学から始まり、雲南市立病院へ移動して地域ケア科のカンファレンスに参加させていただきました。
雲南市立病院は世羅中央病院とほぼ同等の規模の病院でしたが、若い先生が多く活気に満ちていました。
「笠先生と太田先生が来てから、大きく変わった。病院の方針としても、若手の先生がしたいことは制限せずに病院がバックアップするようにしている。それから若い先生方、後期研修医の先生が自主的に集まるようになってくれた。」
案内してくれた勝部さんが教えてくれました。こんな事務方がいる病院には人が集まる。そう確信させてもらった見学でした。
雲南市立病院が力を入れていたのが、周産期医療と小児医療。地域から若い人の流出を防ぐためには地元で安心して出産、小児診療ができるのは必須です。それを見越して、以前から医師確保に動いていたようです。
世羅町にも同じことが言えるので、これは行政に言い続けていこうと思います。
そのあとにはカンファレンスにも参加させていただき、大変に充実した1日になりました。世羅から1時間30分で行ける所にこんな熱い病院があったとは知りませんでした。
今後、日本の総合診療の中心となっていくと思います。
来年度からご縁があれば、雲南市立病院の後期研修医を当院で受け入れさせていただこうと思っています。
やる気のある先生方はぜひ雲南市立病院に見学に行ってみてください。
2021.12.11 | お知らせ