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関節リウマチとCOVID19

当院でも生物学的製剤を使用してリウマチ治療を行っている患者さんがおられます。投与前に”免疫力が落ちることがあります。”と説明されて不安になっている方もおられると思います。アメリカリュウマチ学会より、お知らせがあったので掲載しておきます。

関節リウマチの治療をしているからといって特別に感染リスクは上がりません。しっかりと3密を避けて手を洗いましょう。コロナウイルスが流行している地域や病院などで治療している場合には、投与スケジュールの調整をしてもらってもいいかもしれません。

プレドニンを内服していて、処方が切れた患者さんは必ず病院受診をして継続処方してもらってください。感染が怖いからと病院に行かずプレドニンが無くなってしまうと副作用が出現することがあります。

コロナウイルスはACE2受容体を介して感染する可能性が示唆されています。高血圧薬でACE阻害薬、ARB(アンギオテンシン受容体阻害薬)があります。これらの薬がコロナウイルス感染との関連が示唆されるかもという研究結果がありますが、現状でははっきりてしていません。処方されている方は継続使用しましょう。

メトトレキセート(リウマトレックス)や生物学的製剤などは継続しましょう。コロナウイルス感染率は上がりません。

世羅周辺から広島市内や遠方に関節リウマチ治療に行っている患者さんで通院が不安な方は当院でも治療を継続可能ですのでご相談ください。

2020.04.17 |