パクスロビド
ファイザーが開発した新型コロナウイルス治療薬が日本でも承認されました。
軽症から中等症に効果があり、入院率や死亡率を下げるとされています。
重症化リスクのある人たちへの投与となります。
しかし、1つ問題点があります。一緒に内服するのを注意しないといけない薬が多すぎるんです。
FACT SHEET FOR HEALTHCARE PROVIDERS: EMERGENCY USE AUTHORIZATION FOR PAXLOVID (fda.gov)
高血圧薬、高脂血症の薬から睡眠薬、抗がん剤まで、、、
医師がすべてを網羅するのは難しく、薬剤師との連携と内服薬を必ず確認できる患者さんでないと処方できないですね。
心疾患がある人は重症化リスクが高いとされますが、パクスロビドが使える人は少なそう。。。
塩野義製薬の内服薬は色々言われていますが、臨床試験で良い結果が得られて、併用注意薬が少ないのであれば、世界的に広がる治療になりえますね。
(現時点では臨床で使うには十分なデータではないです。)
2022.02.13 | コロナウイルス関連